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俺がチャネラーだった時の話する:おまけ

やあやあごめんなさい。 「僕と契約して教祖になってよ」の元ネタがわからないよ! というお問い合わせが来たので、謎を解決したい方はこのアニメをご覧下さい。 というわけで、3月からは番茶こと バンダイチャンネル でも観られるそうです。 全部観てね。最後まで観てねえ~(^_^)/~

俺がチャネラーだった時の話する:13(終)

生理現象(?)的考察 この体験談部分を書いているとき、友達に読んでもらって色々と意見をもらいました。 (ご意見をくださったみなさまに感謝!) その中で、「もしかして腫瘍の痛みに耐えるために、脳が防御機能として天使を創りだしたのではないか?」というご意見に対し、特に興味をひかれました。 いわゆるサードマン現象ではないか? ということです。 スピリッチャルな人々の間ではガーディアンエンジェルとかいわれているアレですね。 人間が生命の危機に陥った時現れるという、救いの第3者。 確かにチャネラーをやっていた3年間は腹痛に悩まされていましたし、その腹痛から逃れるために天使を脳が創造して私の気を紛らわせていた、と考えるのもアリかと思います。 ただ、そうすると、よく話しに聞くサードマン現象とは違う部分がありますよね。 その危機的状況の瞬間だけ現れているわけではないこと。 3年間もずっと出たまんまですし、しかも自分以外の人間にもアドバイスをしています。 これはちょっと違うのではないかと思いますが、考え方としては面白いかと。 腫瘍の痛みを紛らわすために脳が天使を創造した、というのでも面白いんですが、ここはひとつSFぽく、「腫瘍自身が宿主に天使の幻を見せて操っていた」とかどうでしょうか? SFホラーにならないかな? 【まとめ】現在の最終論 さて、現在はどう考えているかというと、まあ人間の主観的な体験ですし、答えはでなくていいと思っています。 このうちのどれをとっても、それはそれでいいかな~、って感じですね。 そして、現在はチャネラーにたいしてどのように考えているか、というと、 サービス業 だってことでしょうかね。 お客さんの求めるものを提供しないと儲かりませんよwww 日本じゃ、ニューエイジからスピリチュアルという流れになってますけど、単なる市場の差別化なんじゃないかなあ。 ニューエイジの中にはエコロジーも含まれてますし、その上にさらに不思議なパワーとかつけとけば、他の商品と差別化できる。 そしてエコがおしゃれ、とか、オーラが女子力UP! とかやっとけば売れますし、いいわけとして「効果には個人差があります」みたいなとこで、あと横文字だし、かわいいかな~、みたいな。 それで上乗せして高めに料金設定をしても売れる、というのなら、スピ

俺がチャネラーだった時の話する:12

こんなバカブログ書いてるのが恥ずかしくなる、 蝉丸Pの名言 を聞きました。 「僕と契約して教祖になってよ」 まさにこれだよね。 Google+でコメントもらったんだけど、コーランて神の一人称は複数形なんだって。 まごうことなき「僕と契約して教祖になってよ」以外のなにものでもないじゃない。 あと、古典英語の王侯は一人称が we なんだって。まあエライ人は一人称が複数形なんだ。 そんなことを知ってまたひとつ賢くなった。ドヤあ\(^o^)/ というわけで、以下考察の続き。 内面的考察 まあ恥のかきついでに、続けて考察を書きますが、もうこんな考察も己を生暖かく見守る気持ちでいっぱいなので、もうどうにもならん気がするが、それでも書くだけ書いとくわw 私は自称文学少女だったので、かなり本を読みまくっておりました。 学校の図書館とか街の図書館とか、児童書の棚は全部漁った! くらいの勢いで読んでた。 翻訳物が好きだったので、読むのはたいてい英米の小説だ。 と、いうことは、ですよ。たとえ典型的日本人の生活をしていても、キリスト教的思想哲学は、エッセンスとしてであってもそこはかとなく、私の脳内に蓄積されていった、と考えられます。 (余談ですが、うちは父方の大本家がお寺で、母方の大本家が神社です。だから躾としては完全に日本的だった) つまり、ごく一般の日本人として、初詣には神社へ参り、お葬式にはお寺さんへ行く程度の暮らしであっても、そこには小説の中からキリスト教的教えも十二分に浸透している状態なわけですよ。 そんな蓄積から、私の内面から天使が顕在化し、ニューエイジっぽい教えをつらつら喋ったとしても全然不思議じゃない。 そう思いませんか。 そんでもって、今、この本を読んでいる最中です。 一昨年だったかなあ、この本、図書館に予約したんですけど、直接購入してもらえなくて、何処かの大学の図書館から借りてくれることになったと連絡が来たんですな。 でも、持ち出し禁止だから、閲覧は図書館内だけに限るけどいい? っていう話だったので、全部読みたい私は断ったのだ。だってどう考えてもφ(`д´)メモメモ...とりながら読んでたら、図書館が開いている時間内に読みきれるわけないもん。 ほんじゃ自分で買うわ! って言いたいとこだけど、その当時はこ

俺がチャネラーだった時の話しする:11

怪談(オカルト)的考察 さて、わたくし、こうみえても、怪談なんぞ書いております。 参考作品をここに紹介しておきますので、お暇な折にでもどうぞ。 原稿用紙にしたら50枚くらいなので、そんなに長い話ではありません。 この話は3つのパートにわかれております。 真ん中のパートは、私の大おばさんの霊が話している、という設定です。 実はこの部分は実話9割です。 書いている最中に「こんな細かい話聞いたことあったっけ? ああ、確かおとんが言ってたかもしれんけど…」と不安になるほど手が止まりませんでした。 いわゆるイタコ書きw その前後の部分はけっこう時間がかかったのですが、真ん中パートだけは一気に、あっという間に書いてしまいました。 なんとなく、今、私、憑依されてるな、みたいなw そんな感じで書き上げました。 書き上げたあとの「大おばさん、これで成仏できるな」という達成感と、「ああ、これでおばあさんは死ぬな」という理解。 実際この半年後、おばあさんは亡くなりましたけどね。 もう40年くらい会ってない人だったから、全然感慨ないの。 だってこのおばあさん、私が生まれる前から「もう死ぬ、明日死ぬ」つって結局99歳まで生きてた人ですから、今更感満載で。 私もかなりひとでなしですし。 そんなような実話怪談ですのでw このチャネラー事件も怪談(オカルト)として考察するのです。 で、何を怖い部分に据えるか、という問題ですが、この場合は天使という存在ですね。 まず、天使は私に天使の形(人間型で背中に翼が生えている)を見せましたが、名前を名乗ることはありませんでした。 これは、その当時は、私が「誰でも知っている宗教上のエライ人を名乗るものは偽物」であると理解していたからでしょう。 うっかり4大天使でも名乗ろうものなら、即座に「お前は偽物だ!」といって天使を排除したであろうことから想像できます。 とはいっても、のちに誰かのセッションで名乗っている録音テープがwww (私に向けてじゃなく、お客様に向けて名乗ってただけなので、多分、お客様が名乗らないと不安になる、と思ってそうしたんじゃないのかしら? とにかく奴らは私には一度もその名前を告げておりません) が、とにかく、まあ、私を操ろうと企んで、名乗らずにいたことは間違いないわけです。 続いて、

俺がチャネラーだった時の話する:10

あとがきのはじめに いやはや、心霊現象研究家などというご大層な肩書きを名刺に書いた手前、なんの研究発表もしていない我が身が情けなく思っていた次第ではあるが、こうして体験談を書き出してみると、色々考えることがあるわけで、今後はそれらについての思うところを記事にしていこうと思う。 とはいえ、研究家などと名乗ってはいても、別に何処かの研究所に所属しているわけでもなんでもないので、市井の素人同人…ん? 研究家でも同人でいいの? とにかく、まあそんなもんなのである。 もしかしてこうして書き記すことで、何がしかのご意見をいただけることがある、というのを、別方面で経験したので、ブログを書くことは悪いことではないとも思っている。 自分の頭の中も整理できるしね。 実はこないだまで血の巡りが悪くて死にかけてたわけだから、今現在すっきりした脳みそで考えてみることが大事なんじゃないかなって、切実に感じている。 そして、その血の巡りの悪い状態でも常に考え、まとめ、己の戦う縁として整えてこなければならなかった現状もふまえて、ここでひとつ研究の発表を、だな。 そんな風に考えているわけでございますですよ、はい。 とかなんとか偉そうに言ってますが、たいしたことはないんですよ。 単なる妄想ですから。 しかしなんだな、記事として9個も書いてる割には、肝心のチャネラー時のこと、実はなんにも書いてない、という自体にお気づきでしょうか。 はい、これはわざとあらすじ程度に出来事をなぞっただけです。 もちろんこれには理由があってそうしているわけなのですが、ここが一番肝心なところ。 私は自分の能力を特別なものであるとか思っていません。 そしてそれを活かして他人様を救おうとか、相談にのろうとか、そんなことを一切考えていません。 もし、それを考えて書くのであったとしたら、瞑想の恐ろしさやスピリチュアル関係者の悪口なんざ書きません。 綺麗な綺麗な天使が言っていたものごとをのみ書き記し、どうだ、私はこんなに綺麗な天使が降りてきて天使を助けてくれ! と頼まれるほど凄い人物なのだぞ! という部分だけを強調した記事を書いていたでしょう。 そして最後に、みなさんも悩み事があったら天使に相談してね☆ こうして信者を増やし、がっぽがっぽと大儲け。 これを狙って書いてないからそう

俺がチャネラーだった時の話する:9

いやー、バナナチップス、美味しいね(・∀・) というわけで、テープはその当時から更に15年ほど遡った昔のものであった。 ひとりの女性がなにやら話している。 Yさんによると、それはその当時Yさんが所属していた、とあるカルト教団でのチャネリングの模様であった。 当時は流石にチャネリングとはいってなかったらしく、天使の降霊会と呼んでいたらしい。 うろ覚えなんでごめん。つーか、Yさん、もしみてたらつっこんでほしい。 天使の降霊会でしゃべっている女性は、つまり天使のいたこ状態であって、チャネリングと同じ。 そしてその声は私にそっくりだった。 しゃべりかたも、私が天使のチャネリングをしているときとそっくりで、しかも内容まで殆ど同じ。 Yさんが私に降りていた天使を信じるのはそのためだ、と言った。 信じる? 私は必要ないと言ったその口で。 信じているのは私ではなく、天使だろーが。 私は完全に人間不信に陥り、まあそれまでもチャネラーであるということで近づいてきた人達にさんざんいいようにされてきた経緯もあり、当時いろいろと家庭や仕事の現実問題でも事件が立て続けであって、さらに輪をかけて人間不信&スピリチュアル不信になった。 霊界とか精神世界とかニューエイジとか、みんな滅びろ! である。 というわけで私のバカなチャネラー生活は完全に終わりを告げたのであった。 さて、次回移行は、この出来事に対する現在の私からの考察、という方向で展開する予定。 結局ここまでは単なる体験談になってしまったなあ。 みなさんも、気をつけて。はまらないでね。 あ、あと、当時も散々質問されたけど、薬とかやってませんからwww わざわざケミカルな力でチャネラーになりたいからってアムステルダム行くと宣言した人がいましたけどね。後付の理由だろ。と、当時も突っ込んだが。 いま、元気、かなあ~。

俺がチャネラーだった時の話する:8

私は自分の「痛あーい!」と叫ぶ声で目が覚めた。 手術室を出る直前のことだった。 最初計画していたより手術の時間が長引いたため、終了直後に麻酔が切れたのだった。 私の叫び声に看護師さんが「お腹切ったんだから痛いのよ」と返事をしてくれたが、私はまともじゃないのでそれにつっこめなかったことが心残りだ。 そんなこんなでひと月ほどして、私は無事に退院した。 それからはもう天使はいないことを公言し、チャネラー活動も辞めたったwww 当然なんだけど。 それでも熱烈な天使信者ってのがいて、その天使信者のYさんから、是非チャネリングをして欲しいと何度も連絡が来た。 私はそれに対して「天使はもういない」こと「チャネラーをやる気はない」ことなどを説明し、断り続けた。 Yさんからは1年くらい、根気よく連絡と要請が続いていた。 私もそのたびにお断りをしていたのだが、さすがに1年も頑張って要請されたので、多少情にほだされるような甘いところがまだあった当時、ついにおれてしまい、1度だけYさん達の集まりに出ることにした。 当然前もって「天使はもういない」こと「チャネラーをやる気はない」ことを散々説明した。 だがYさん達はまったく話を聞いていなかった。 「天使がいないならあなたは必要ない」 正面切ってこんなことを言われたのは初めてだった。 本当にドラマみたいなセリフをいう人がいるのだなあ、なんて思った。 だから散々説明したじゃないかと言っても、何一つ通じていなかった。 そんなことを言われたあとでも、しばらく世間話をしていたように思うが、言われたことが言われたことであったし、かなりショックを受けていたので、何を話していたのかまったく覚えていない。 なので唐突にYさんがカセットテープを再生しはじめたことにどんな意味があったのか、理解できていなかった。 テープの中身は、私には更に衝撃的なものだった。

俺がチャネラーだった時の話する:7

幸せ脳汁に洗脳された私は、この攻撃に耐え切れず、ついに天使のチャネラーになることを決意する。 だがしかし、チャネラーなんていうハイカラな横文字名称だが、それが霊媒だということは承知していた。 世間からみれば頭のオカシイ人の仲間入りをすることになる。 当然抵抗があってしかるべき事態なのだが、この幸せ汁は最強だった。 それでも多少の抵抗を考えつつ、まずチャネラーになる前に、本当にできるのかどうか、それを確かめねばならないと思った。 できないのなら天使にあきらめてもらえるだろうし、とも思った。 私はチャネラーの講演会にたくさん出かけているEさんに、ひとまずみてもらうことにした。 Eさんは喜んで、共通の友達であるMさんと二人で私の家まで来てくれた。 そこで二人を相手にチャネリングの実演をした。 結果、大好評だった。 すぐにEさんはスピツアーで知り合った、とあるライターさんに連絡をとった。 そのライターさんのところまででかけて、私はチャネリングの実演をした。 ライターさんも相当数のスピツアーを経験している人だったが、私のチャネリングを絶賛した。 私はひとさまに喜んでもらえるなら、と決意し、3年間だけ天使のチャネラーになることを承知した。 今思うと相当のお人好しである。 あの頃の俺、バカバカバカ。 それからは、あれよあれよという間に大きな会場でチャネリングの披露、そして個人セッション(二人だけで天使にご相談、とか)も、バイトの休日いっぱいに入るようになった。 このときの広がり方は、ネットがある現在よりも早かった。 そしてでかかった。 ちょっと調子がよすぎると思うくらい、トントン拍子に話がでかくなっていった。 そうして半年後くらいには、私のために会社を起こそうとするHさんという人物までもが現れるくらいの広がり方をみせた。 これ、どう考えてもおかしいよね。 うん、絶対おかしいんだ。 そんなとき、件のでかい事件が起きる。 あの世紀末大事件の年だった。 その後、新しい会社をつくろうとしていたHさんが入院した。 会社で突然の吐血をして救急車で運ばれた。 原因は内蔵にできたでかい腫瘍だった。 Hさんは数ヶ月の入院後、無事退院した。 そんなこんなで月日は流れ、いつのまにやら約束の3年が過ぎようとしていた。 天使との約

俺がチャネラーだった時の話する:6

で、無事に目覚めたわけだ。腹痛もおさまってた。 昨夜は死ぬかと思うくらい痛かったのに、どっか行っちまってた。 それはそれでありがたかったんだが、それからがいけない。 突然、バイト中に脳みそが幸せ汁であふれかえった。 もう何もしてなくても幸せで幸せで、こんな幸福感を味わうなんていままで生きてて初めてヾ(*´∀`*)ノキャッキャ ってゆー感じ。 正直いって本気でヤバいと思い始めた。 天使に憑依されたんだと思った。 前に書いたけど、解決までに2年かかった実話怪談ってのも、憑依された話なんだ。 このときに憑依されたのは顔見知りの人だった。その人が死んでから憑依された。 そのときも今回と同じように、とにかく自分の頭がおかしくなったかと思うくらい、何があっても悲しくて死にたくて仕方なかった。まあ天使は「何があっても幸せ」だから正反対なんだけど。 現実にそう思う必要があるとは思えないときにも急に悲しくなって泣き出したりしてた。 だからおかしいと思って霊能者に相談に行ったんだ。 結局その人が完全に抜けるまでは2年かかった。 だけど、この天使のときはその霊能者に相談に行かなかったんだ。 なぜかといえば、その霊能者はおばあさんだったので、天使だのなんだの言っても理解できないだろうと思ったからだ。 実際にその当時の若者文化の中から、これはおかしいんじゃないか? と説明するのにすごく時間がかかって、結局理解できていなかった、といことが何回かあったから、今時流行りのニューエイジ(当時はスピリチュアルとは言わなかった)な話をしても理解してもらえないだろうと思ったからだ。 今思えば相談しとけばよかったと思う。どんなことでも憑依されるってのはおかしいんだから。 そんなわけで幸せ脳汁のせいで、段々私は天使にだまされていった。 とにかく幸せ(*´∀`*)でしかないからまともな判断ができなくなってくる。 私の後ろでもう一人の私が、ヤバい、危ないと言っているんだけど、その更に後ろから天使が幸せ光線を発していて、表面の私が洗脳されていく。そんな感じがしてた。

俺がチャネラーだった時の話する:5

透明度50%くらいの、虹色の光がイカみたいにグネグネ変色しながら飛んでる天使がいた。 天使の形をした硝子細工(ブリリアントカットで太陽光をプリズム状態)とでもいうべきようなものが。 まあだいたいルネッサンス期の宗教画みたいな感じで、バスの先頭に頭向けてて、ハープのちっさいのみたいなやつを抱えてて、ニコニコ笑ってて水平飛行。 ほんでそいつのでかさがだいたいバスとおんなじくらい。 ちょうど銀行の前を通り過ぎるときだったんで、その半透明の天使の向こうに銀行が見えてたwww さすがにこんなもん見たのは生まれて初めてなので、これはもう完全に頭がいっちゃった状態か、さもなくばお迎えが来た(死神的な意味で)んだろうなー、と思って、盛大にため息をついてバスの椅子の背もたれに、がくっと倒れかかったよ。 実際に実家についてから親に「私、もう長くないかもしれん」と、超うつ入ってつぶやいてしもたwww そりゃそんなもん見ればたいていの人は、自分の頭がおかしくなったと思って凹むよね。 でも、天使からの攻撃はそれからが大変だった。 もーね、一日中頭ん中で、このキラッキラしたあれが色々しゃべりまくるの。 それもさあ、どっかで聞いたことあるような綺麗事ばっかり並べてまくしたてるの。 ほんで私にこの教えを広めろ、つーのよ。 当然抵抗するじゃん? ふつーはさあ、抵抗するよ? だって頭おかしいもんな、そんなの。 で、抵抗しまくったね。たぶん3ヶ月くらいは抵抗しまくった。 だが奴らの攻撃の手は止むことがなかった。 ある日、寝る直前にめっちゃくっちゃ腹が痛くなった。 すげえ腹痛なんだが、もう眠くて眠くてしかたなかったんで、 「もうどうでもいいわ。朝起きて死んでてもいいわ」 そう思って目をつぶったら、自分が井戸の底から空を見上げているような、真っ暗なところに丸い光の穴が空いている様な、そんな光景が見えた。 その光の穴の中から、アニメみたいな色の髪(ピンクとか水色とか)の、綺麗な人達がニコニコしながら私を見下ろしている映像が見えた。 これはもうダメかもわからんね。 私は真剣に諦めてため息をつき、そのまま眠りに落ちた。

俺がチャネラーだった時の話する:4

みんな励ましのコメントありがとう! モチベ上がるwww というわけで妄想……じゃない、瞑想の続き。 先生の誘導に従い私が見たビジョンは、「笑顔で働く未来の自分から『鍵』をもらう」というものだった。 瞑想後、質疑応答の時間があって、みんなは先生に自分たちが見たビジョンの意味を訊いていた。 私は面倒だったので、色んな人が色んなビジョンを見たんだなあ、という話を聞くだけで、質問はしなかった。 それでもそれに対する先生の見解が面白かったし、こういうのを見たらこういう意味、みたいなのが、夢占いかなんかみたいで興味深かった。 帰りにEさんにそれとなく、私はこんなビジョンを見たんだよ、みたいな話をしたと思う。 そしたらEさんは、それは素晴らしいビジョンだ! みたいなことを言った気がする。 なんか今となってはどうでもいいので、どんな解釈だったか忘れたけど、悪いことは言われなかった。 まあ当然だわな。新しい信者増やさないとならん、大切なお試し会なんだし。 そんでその日は普通にひとりで帰った。 次の日は実家に帰らなければならない用事があったので、朝早く家を出た。 実家は駅からバスに乗って5分くらいのところにある。 むちゃくちゃ天気がいい日で、バスに乗っているとぽかぽかしてて、ついうとうとしちゃうような、本当にものすごく天気のいい日だった。 ふと、目の前を、キラキラした光が通り過ぎたように思った。 光は私の右後から、前へ、バスの窓の外に走っていったように見えた。 私はド近眼で、ときどきこうしたキラキラした光が見えることがあったので、またそれだろうと思ったのだが、何かそのときのキラキラはいつものキラキラよりでかかった。 魔法少女アニメの変身シーンでキラキラ光る☆みたいな、あんなキラキラだった。 それが気になって、私はつい、そのキラ☆キラが走り去った方向を向いた。 するとそこにはとんでもないものがいた。

俺がチャネラーだった時の話する:3

貧乏な私でも大丈夫な値段設定とはいっても、バイトで時給をほそぼそと稼いでいた私には、まる1日バイトしないと稼げない額だった。 それでも熱心に勧められたし、興味があったので、結局そのお試し会に参加することにした。 会場は同人誌の即売会でよく使われるビルだった。 今でもオンリーとか小規模なイベントにはしょっちゅう使われている。 迷いもせずにまっすぐたどり着く己のオタクぶりに感動しつつ、その会場へ到着した。 Eさんは会場でサポーターだかなんだか、そんな仕事をしていた。 その他のスタッフもみんなボランティアだといっていたように思う。 そうまでしてこの素晴らしい瞑想法を世界に広めたいのだとか言ってた気もする。 発祥はアメリカなので、それもまあそんなもんかと思うけどね、何しろ、宇宙人から教えてもらった究極の瞑想法らしいから、UFOとか大好きな私は大いに心をくすぐられたのよ。 ここで貧乏をうっちゃって好奇心……いや、宇宙人か、が勝ったってわけだな。 私ももしかしたらバシャールみたいな宇宙人と友達になれるかもしんねーじゃん?(今だからいえる、なれねーよwww) わくわくしながら、何すんのかなあ? って思ってた。 しばらくして瞑想の先生がやってきて、簡単な全体説明とかあった。 それが済んだら実際にやってみましょう、って感じ。 CDから流れてくる音楽を聞きながら、先生がいうような妄想を頭の中で描いていく。 そんな感じだな。 元々そういうことには妙に順応性がある、つーか、自分がおかしいのは自覚してたけど、その突端から、先生が誘導するイメージが簡単に見えた。 つかさ、こういうの、オタクなら割と簡単にできね? だって、オタクの超得意な妄想って分野だよ? それを視覚化するとか、そんなもん漫画描いてた一素人だけど、余裕で朝飯前っしょ? そんなわけなので、先生が誘導するイメージなんか天元突破するくらいの勢いで妄想しまくった。 「未来の自分から贈り物を受け取る」 そんな感じの誘導をされていた。

俺がチャネラーだった時の話する:2

なんか励ましのコメントくれた人、ありがとう。 調子に乗って書いていきますw そんでEさんの海外旅行ってのがこれまたスピ系で統一されてて歪みない。 今月はインドでサイババに会うツアー、来月はバリ島で神の世界を感じるツアー、その次はセドナで大地と繋がるツアー、みたいな感じでバンバン出かけてた。 そんなツアーの中で、別のツアーに別に申し込んでいるのに同じ人に何度も出会ったりとかしてたらしい。 その中で特に仲良くなった人とか、かなりの人数がいたみたい。 旅行のおみやげをくれたり、おみやげ話をしてくれるEさんだから、ときどき、そのツアーで知り合った人達とかなんかとも一緒に、私を招いてくれて食事会とか、スピリチュアルな話をする会、みたいなのをやっていた。 そのスピリチュアル会で、とある瞑想法の話が出た。 ツアーで仲良くなった人が、その瞑想法の先生らしい。 Eさんはそれまでもいろいろな瞑想だとかヨガだとかをやっていたから、当時できたばかりでちょっと珍しいその瞑想法をやってみたいとか話してた。 そして、どういう瞑想なのかというのを詳しく説明してくれた。 専用のCDを聞きながら、先生が誘導する言葉にしたがって瞑想するものらしい。 その瞑想は数日合宿して習得し、全部で数ヶ月かかるというようなものだった。 費用は宿泊費も含めて相当なもので、しかもその場所まででかけていかないとならない。 そんな大金がない私は、たとえ興味をもったとしてもどうしようもないので、ふ~ん、とか、へ~、とか半分くらい聞き流していた。 そんなある日、唐突にEさんからある話が舞い込んだ。 「その瞑想法のお試し会があるから来ない?」 Eさんはいつのまにかその瞑想法を取得し、そのお試し会のスタッフとして働いていた。 そしてお試し会は、貧乏な私でも大丈夫な値段設定となっていた。

俺がチャネラーだった時の話する:1

こんなまとめ読んで面白いと思ったので自分もやってみようかな。なんて思ったった。 アフィサイトのライターしてたけど何か質問ある? だけど、2ちゃんにスレが立つかどうかもわからんし、そこで盛り上がらんかったら収入ないし、そもそも誰にも依頼されてないんだから収入とかそんな話に繋がらんwww というわけで、自分でブログ作ってアフィ貼ったほうがいい、つーことでやってみる。 とはいえ、いちいち商品を検索してリンク作るの面倒w アフィサイトの管理人さんてマメだね。 だいたい、まとめサイトなんて板巡回してそこから抽出してコピペして、その上にアフィ探して貼って、更にライターまで雇うなんて、どんだけ手間かかってんのwww ってゆー。 とかなんとかどうでもいいことでリソース無駄にしてるwww まあいいや、そろそろ本題。 と、思ったけどその前に、チャネラーの説明。 チャネラー=霊媒。以上。 詳しく知りたい人はググれw ほんじゃ始める。 あれは平成の年数がまだ一桁だった頃、私はとある一部上場企業でバイトをしていた。 そこで知り合ったベテランの社員さんと、その会社で起きたとある事件から、スピリチュアル関係の話をするようになった。 この事件はそれだけで解決まで2年もかかったでかい実話怪談なのだが、それはこのさい省略する。 つーか機会があったらそのうちに。 で、この大企業さんが、それまで大手を振って無駄金使いた押していたくせに、バブルがはじけたとたん人員整理する、という名目で希望退職者を募った。 まあ時流に乗って古株の社員を整理したら偉いさんが遊べる金がもっと回ってくんじゃね? ってゆーよーな思惑があったとしても、私には妄想するしかないんだが、その時にそのベテラン社員さん(仮にここではEさんとしておこうか)Eさんも早期退職をした。 私はただのバイトなので早々にクビを切られ、その頃は別のバイトをしていた。 Eさんから「あの会社を退職したのよ」という話を聞いたのはしばらくたってからだった。 Eさんは早期退職で、定年まで務めたときの退職金をもらったので、とうぶんは左うちわで暮らせるらしく、それまでも海外旅行が大好きな人だったが、それからもガンガン海外旅行をしていた。 そんなわけで西洋かぶれだな、という風に私は見ていた。 実際、私のスピ系情報は