ポルターガイスト団地の思い出
読んでいた本に丁度出てきたので思い出しついでに書いておこう。 あの団地がテレビや新聞や週刊誌で報道される1年位前、たまたま仕事であの団地の近くを通っていた。 当時は車通勤だったので、週に1回だったと思うけど、あの団地の近くの道路を朝晩通っていた。 団地は当時は田んぼの真ん中、みたいなところにあり、まだ工事中だった。 その田んぼの近くに河があり、その河の対岸の山を削ったようなところに道路が通っていた。 その道路から橋を渡り田んぼに出るとその先に団地があった。 橋がある場所までは河のわきには高い木が生えていたので、運転していると道路から河は見えないのだが、橋のあるところだけ木が途切れているのでそこから工事中の団地が見えた。 わしは工事中の当時から異常に団地側が気になって仕方なかった。 なので毎回通るたびに団地の工事の様子を見るようになっていた。 それが突然にあの報道。 いったい何事かと思ったが、当時はまだ多少はビリーバー心もあったので、興味津々だった。 だが色々あってわしはいったん地元を離れることになったので、気にはなったけど近くに住む友人などに話を聞く程度で、実際に訪れたことはなかった。 報道があった翌年くらいだったと思う。 カクヨムで書いている『 これから気の狂った話をします 』 の第24話~第26話の「そろそろフカシこいてもいいだろう3」に出てくるMさんから連絡があり、あの団地の場所を知っているよと話した。 そうしたら見に行きたいというので、まあ別にいいかと思って見学に行った。 団地はもうすでにフィーバーがひと段落した後だったので誰もおらず、わしらは誰もいない前の敷地をくるっと歩いて帰った。 車でも近辺を一回りしたが、神社が多い場所だなあ、と思った程度だった。 別段何か霊的なものを感じるとかそういう霊感はないので、単純に他人様の住居地を荒らすようで気が気でなかった。 その時はそれで終わったのだが、あとからキリシタン弾圧だとか古墳のなんとかだとか色んな説を読んだり聞いたりした。 結果的に当時団地の住人の一人が霊能者の大ファンで会いたいがための狂言だったという真相を聞いてがっかりしたものだった。 S先生は色んなところに余計な騒動を引き起こしてくれるよなあ、みたいな。 いや、違うか、狂信者があかんのか。 けどまあ建設中からずっと気になっていたことはいまだに探り切れていな...