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1月, 2022の投稿を表示しています

エンタメとオカルトは相互に関係がある

現実が先にあってオカルトが追随してる、でもいいんだけど、ちょっとメモとして残しておく。まあエンタメや物語がオカルトに取り込まれるとか、その逆でオカルトを取り込んで物語を作っていく、の両方があって現在のオカルトになってる、ってことなんだけど。 それについて、以前、古代ギリシャの研究家である藤村シシンさんが何かの配信で言ってたことを思い出すのよ。 なんであんなにゼウスはあっちこっちに子供つくってんの?という疑問に対して 古代ギリシア人A「あ、このゼウスってかっこよくね?」  古代ギリシア人B「あ~、このゼウスがうちらの先祖だったらなあ」 古代ギリシア人C「そうだ、創作しちゃおうぜ」 というような流れで神話を創作していった。だからゼウスはあっちこっちに子供がいる。 そら妻も嫉妬深くなるわい、て思いますよね~。 つまりはそういうことだ。オカルトってのは特に何か人生に徳になるようなことはないだろう。けど、あれば楽しい。その楽しい要素の細かい設定を色々付け足した、神話を創作したような人が後世にたくさん現れる。同人業界ならおなじみの二次創作、三次創作だ。 それを記録しておけば、そりゃどんどん子孫も増えるよね、ってゆ~。 なんか上手いことまとめられなかった気はするけど、そうやって個人が好きなとこくっつけて作ってる壮大な物語なんですよ、オカルトって。んでそれを承知でお楽しみを作ればエンターテイメントになるわけで、漫画っぽいだのラノベっぽいだの、そりゃそうなるな、って話。 まー、この頃の陰謀論はこれが悪い方悪い方へ流れている気がしないでもなく、オウム事件を思い出して警戒感が強まるんですわなあ。ちなみにオウムの言ってることなんか当時もすでに「あっ(察し」状態だったから、鼻で笑いつつ、興味持った同僚を抑えた実績がありますのでね、わたくし。 ネット始めたばかりの中高年の人達はほんとマジで正気に戻ってくださいよ。 ついでに書いておくと怪談業界で同じような事件があったとき、某匿名掲示板だったかmixiのコミュだったかでわしのことを心配してくださってた某団体の方々、あの時は爆笑させていただきまして本当に感謝しております。

宜保愛子がビビッて入れなかった心霊スポット

 twitterやツイキャスでも言及しましたが、ブログにもまとめておくことにしました。 元の投稿は吉田会長の このツイート になります。 これに引用RTした 私のツイート 。 そして結果として検索に引っかかってきたのは このサイト でした。 上記リンクを見ていただければ経緯と、結果としての情報がみられます。 最終的に私の結論は ツイキャス でも配信しました。 宜保さんの心霊スポット訪問記録も兼ねてる感じで、とてもまとまった素晴らしいページだと思います。 そこに書かれている文言を読んで、思い出したことがあったんですね。 最初は私も、単なる心霊スポットの箔づけのために使われている都市伝説だと思っていました。 ところが、冝保さんのテレビ番組を思い出すにつれ、ああ、そういえばいつも「やだ怖いわ」とか「いや~私ここは無理だわ」とか、何かにつけそうした発言が多かったなあ、と。 それで、これは宜保さんの芸風なんだな、と納得したというわけです。 個人的な感想ですが、あの時代の霊能者がテレビに出てくると、だいたいそんな感じでしたよね。 現地に到着する前にロケバスの中で「なんか気分悪くなってきちゃった」とか「あ~、だめだわ頭が痛い」とか言い始め、いざ現地に到着すると「あっ、ここはだめだわ」となる。 その後、実際に中へ入れば「やだ!今何かに触られた!」とか。 なんとなく、テンプレ化した霊能者の対応ですよね。 当時のだいたいの霊能者はこんな感じでした。 テレビ的な演出なのかもしれないし、そういう台本があったのかもしれませんし、ご本人が意識するにしろしないにしろそういうウリ(芸風)としての表現を身に着けている場合もあるのかもしれません。 多少なりとも霊能者の現場を知っている私からすれば芸風だという感想を持つのもいたしかたない気もします。 まあ夢最優先の方は箔を信じて心霊スポットへおでかけになるのもいいのかもしれませんけど、私はおすすめしません。 現実的な問題として、ね。 それはともかく、なんか昔はロマンがありましたね。今思えば。

スピリチュアル・ビジネスの被害と宗教者的立場

カンニング竹山の土曜The NIGHT#167~エセスピチュアルにご用心~   この番組を観ての感想。 最後の方で、SNS信者ビジネスをやっている人の意見を募集している。 興味を持たれた方はメールを送ってみてはどうだろうか? 私は25年前くらいにやっていたのだが、実際に自分の立場としては、後半で弁護士さんが言っている宗教者的立場の位置にいた(自覚している感覚として)ので、信者ビジネスには関与していない、かもしれない。 はっきり関与していないとは言える自信がない。 第三者を介して客を勧誘していたからだ。 しかもその第三者からは、信者ビジネスたる顧客へのサービスがなっとらん!と、割とマジな感じで毎回詰られていた。 お客様からもクレームが入っている、と。 という部分でいえば、信者ビジネスをやっていたといえるかもしれない。 こういうサービス業は双方の納得が得られたうえで金銭のやりとりをしていれば、契約として成り立つはずなので(おぼろげな商法の記憶)客側からクレームが入ってなければいいんだろうけど、実際にはそうじゃなかったわけだね。 だけど、どうなんだろうか。 当時は占いと霊能が一緒くたにされていた頃だった。 私はチャネラーを始める以前は修験道の霊能者のところで御座という霊媒をしていたわけで、ビジネスとしてやっていたわけではない。 日本の民間宗教を守っている宗教者的立場だったといえるのではないだろうか。 宗教者的立場の定義がいまいちわからんけど、番組の後半の弁護士さんの文脈から読みとると、それは高額を請求したり、ぁゃιぃ開運物品を高額で売りつけたりはしてない、どっちかというと精神的、補助的アドバイスをする人、という立場なのだと解釈する。(違ってたらご指摘願いたい) いわゆるトンデモ業界でいう「ほんもの」ってやつだな。(何をもってこの「ほんもの」を定義するのかいまいちわからんけど、宗教者として、というのならまあわからんでもないので個人的にはそこに位置付けておきたい) こうやって書いてみると、良心的詐欺師と悪徳詐欺師の違い、くらいしかないような気がしてきた。 まあいいや。 そんなわけなのでチャネラーを始めた当初、サービス精神が足りないと散々文句言われたんだよな。 そりゃそうだよ、別に伝統芸能でもなければエンターテイメントでもない霊能しかしらなかったんだもん。 最初からビジネスです