ネットが普及するのをイチからみてきた人たちとスマホしかしらない人たちの格差

 最近はあんまりPVのないところで書くのが気持ちよくてしょうがない。

先日、Twitter(そもそも最近はTwitterとRSSリーダーしかみてないが)で、なにかのイベントのイメージ写真と紹介が流れてきた。それはよくあることだけど、どこでいつやります、とかの詳細がなかった。
なので、興味のある人物が、これはどうやったら観られますか?というレスをつけていた。
すると主催者でない人物からスクショのはられたリプがあり、そのスクショにはURLが書かれていた。

一体どうやってアクセスしろというのだろうか?
このURLをどうやって踏ませるつもりなのか?

昨今Twitterを始めた、というのもなんだが、スマホからしかネットに繋がない人たちには、このTwitterをやっていること=インターネットに繋がっているという知識がないのだな。
当然だがURLというものがどういった役割をしているのかも知らない。
ここでこのスクショの詳細を貼った人物がIT関係者でもあれば論外なのだが、多分ごく普通の一般人だろう。でなければスクショで詳細を説明するわけがない。
そんなことをされたら、不親切どころか嫌がらせにしか思えない対応だと感じる老害が私だ。この人は俺に来るなと言っているのだな。せっかく面白そうなイベントだと思ったのに。残念だがリムるしかない。

もうかなり前から、この問題が話題にされている。最近の新社会人はパソコンが使えないだの、アプリはネットではないと思っているだの、とにかく身近に浸透し過ぎて仕組みがわからないアレだ。高度な科学技術は魔法と大差ない、とかいうようなアレ。

ちょっと前ならテレビのなかった我々の祖父母世代が、朝起きて最初にテレビつけると「テレビ中毒」とか罵っていたアレと同じことが、世代格差として起こっている。
それは別に問題ないと思う。科学の進歩が格差を生むのは当然だから。

けど、基本的な仕組みを知って、その膨大な基盤から自分が端末でアクセスしているだけだということを理解しないと、こうした行き違いはこの先ももっとどんどん増える。
そしてその先の若者の数はどんどん減っているのに、若者だけの知識世界で私のようなインターネット老害に対応など、私達の世代よりももっとできなくなるんじゃないか。

市場が狭くなり、規模も小さくなり、そこにいるプレイヤーも観客も減る。若者は全体数が少ないのに、更に自分たちでその規模を削っている。

確かに自分には興味のない世界であるが、たまたまにせよ、そこに興味を持ったネットに詳しい老人がアクセスしたいと思った時にこの対応をされるのでは、それは「ああ、我々は客ではないのだ」と感じてそこから身を引くのも当然なんじゃよ。
若い衆の邪魔をしてはいかん。彼らをもり立てていくべき年齢の老害は、そう思って身を引く。

もしあなたが何かをひとにみせる趣味なり仕事なりをしているのであれば、広告として使うインターネットの仕組みを、少しくらいは勉強しても悪くはないよ。
そして大金持ちであれば、それを詳しい人に丸投げしても、それは悪いことではないよ。
ありがたいことに、インターネットは、ちょっと検索すれば大抵のことはなんでも無料で知ることができる仕組みなんだ。
老害でもいいからみにきてね、と思うのならば、客を選んでないというのなら、お前も少しは勉強しろ。俺もする。しかしまったく追いつかん。技術の進歩早すぎ。
こうして脳みそが追いつかない老人は去り、若者は検索を覚えてバリバリ新技術を駆使していくのだ。それが社会というものだ。

コメント

このブログの人気の投稿

顔が黒く見える

宜保愛子がビビッて入れなかった心霊スポット

【イベント】霊媒とバシャールと私【告知】