スピリチュアル・カウンセラーに相談するということ
この前喋っていた時にも思い出したことなんだけど、スピリチュアル・カウンセラーとかに相談するときって、どういう気持ちで相談してますか?
前世の話を聞きたいとか、ヒプノセラピーだと退行催眠で聞き出したり、記憶が途切れているアブダクションを思い出したりとか、多くの人がそういうのを期待してますよね?
それで思ったことなんですけど、こういうの、相談者のためだけの物語を語って欲しい、というのが大前提ですよね?
わし、30年前、最初に料金もらって他人様にチャネリングしたとき、「もっとお客が欲しい答えを言ってもらわないと」といわれて、面と向かって怒られたことがあるんですお。
えっ?それってわしが今まで霊能者のとこで霊媒してたのと全然違うんだけど、チャネラーと霊媒って何が違うの?ってものすごく面食らったんっす。
今では全面的にスピリチュアルと言い換えられていますが、その当時はニューエイジと言われており、これらのオカルトに求められているものがその時初めて本質的に理解できました。
単に、個人に対して物語を語る吟遊詩人にならないとダメなんだな、と。
それだったら漫画家とか小説家でぜんぜんいいじゃん。
個人的に語るよりそっちが効率いいわ、って思いました。
それにつられて思い出したお話があります。
天皇の頭痛が治らないから祈祷させた(祈祷したまたは霊視した人物が安倍晴明だったり当時有名なお坊さんだったり)ら、天皇の前世が高僧で修行中(当時の流行の山岳信仰などの山)に亡くなって頭蓋骨が岩に挟まってるから頭痛がするのだと判明。
その後その頭蓋骨を見つけて外したら頭痛も治まった、ってやつ。
有名なお話ですよね。
これと同じ原理だと思ったんです。
祈祷する側の宣伝と、相談者側としては自分が悩んでいる部分(出自だとか役職だとか)に対しての理由付けがあり、そのせいで悩みや病がある、というのを解消する物語。
これを現代人向けにアレンジしてひとりひとりに物語る。
これがスピリチュアル・カウンセラーの仕事なんだな、って。
めちゃ効率悪いし料金が高額なのもわかるわ。
ほんで必ず前世が卑弥呼やマリー・アントワネットであるのも納得ですわ。
みんなそう言われたいんだもんね?
そして物語を作る側はそれしか知らないもんね?
物語を作るのは自分が知っている範疇でしか作れないので、インプットを怠ると途端に陳腐な話しか作れなくなるんですよね。
あ~、占いとかもそうなのよ。
この頃、占星術とか数字で結果出して占う話を色々調べることが多くて、これなんで答えが違ってくる?という結果にぶち当たって、まあAIに聞いてるんで話半分とは思うんだけど、計算方式が違うから同じ占いでも結果が違うとか言われて、は~ん、あれが秘術だったのに計算違うってわかって一般公開した、ってこういうことね、みたいな、さあ。
いや、そりゃ発明されてから何千年も経ってりゃ多少の計算違いも出るわよなあ。
ちょっと前の蛇使い座と同じでさあ、とかなって、んでもまあ結果は出るんで、それを元に物語を作ったほうが早いわよね。
物語を作る方もまったくの方向見えない状態から作るより確実だし。
読み取るっていうよりも物語を作る訓練しないとダメじゃん。
とか思いましてですね、ええ。
ほんでまあ辞めてから色々思い悩んでいた時にLotRの映画が始まりまして、主人公は私と誕生日が偶然に一致しましたもんですから、一つの指輪をチャネリング能力とみなして、物語を自分の心の癒しとして利用したんですね。
つまり、そういうことですよ。
物語は観方ひとつで自分の癒しになる。
どのように受け取り理解し、それを咀嚼するかで個人差はかなり大きいですが、同じひとつの物語から大勢がそうやって自分の肥やしにすることができる。
ほらねやっぱり創作側に回った方がめちゃ効率よくてめちゃ大勢が救われるんじゃない。
そういう物語に生活の知恵や教訓を入れると宗教になるんでしょう。
オカルトが好きだともっと密教的な宗教になる。
そういうことでしょう。
というような理解に現在は落ち着いているけど、まんざら間違ってもいないよね。
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