呪われてしまいました

オタクも長いことやってると、同じような事件が繰り返し起きていることに気づくものです。
たとえば、原作がアニメ化された、というような状況下において、「原作しか認めない」派と「アニメもいいじゃん」派とかにわかれてもめたり、というようなことが起きます。
細かいことをいえば、他にももめる原因はたくさんあるのですが、今回はわかりやすく二つの派閥にわけて考えます。

私はどちらのタイプかというと、どっちでもありません。
例えば原作が漫画だったら、漫画でしかできない表現や作者が描きたいと思っているテーマなんかをなるべく多く受け取るように読みます。
それがアニメになった場合、これはまったく別物だと考えます。
何故なら、制作している人間が、漫画なら数人で描けます(編集さんとか印刷会社とかは別にして原稿を制作するというだけの意味で)が、アニメだと数人ではできないからです。
しかも絵が動きます。音がつきます。時間の制限があります。紙じゃありません。
その他いろいろな物理的条件が、漫画とアニメではまったく違います。

そうなってくれば、それが同じ世界観、キャラクターの物語であっても、まったく違う作品としてみてもなんら問題はないと考えているからです。
制作している側も別の人間ですから、同じテーマを扱っているとしても、それぞれの考え方がまったく同一であることはありません。
当然表現方法もかわってきて当たり前の話。
ですから、漫画とアニメは別の作品としてみるほうが、受け手として幸せになれると考えています。

でもせっかくオタクなのですから、そこをおしてわざわざ「原作命」になるのもまた宿命。
避けられぬ運命なのですなあ(笑)

まあそれもオタクの醍醐味ですから、オタクだという自覚があれば、わざとそういう宿命に囚われて、ジレジレしたりイライラしたりするのを愉しむわけで、それが正道なのでしょう。

このようにして、オタクであれば「ああ、この人は原作命なんだな」とわかれば、それ以上つっこまずに、「まあ俺はアニメも中々好きだよ」くらいに言っとけば問題ないのですけれども、これがオカルトになるとどーいうわけか、そうならないんですなあ。

心霊だとかいってる業界ですら、人間の作った世界観でしかないのに。

そのあたりのことは、こないだ紹介した本を読むと、すげえわかりやすく書いてありますよ。
たとえるならば、今の心霊業界は、某氏の作った原作の二次、三次創作、ってところですな。



で、まあここからがタイトルの内容なんですけども、こないだそんなようなことを言われましてねえ、どうすればいいの? みたいな話になったんですわな。
よくよく話を聞いてみれば、逆恨みみたいなもんで、わざわざ名指しで「呪ってやる!」とか言われたそうなんですね。

まあ、もったいないですねえ。
本気で呪うなら黙ってさっさとやればいいのに。

近頃は犯罪予告なんかを掲示板に書いたりして、それで逮捕されたりしてますよね。
本気で呪うつもりなら、本人に宣言してないで、さっさとやればいいのにね。
という話になりますわな。

だからねえ、私、その「呪われた(´;ω;`)」って人に言ったんですよ。
「よかったじゃん。前もってわかって」
まあ、その人、怒ったんですけども(笑)

けどもこれ、「呪った」人の物語に、「呪われた」人がはまっているから起こることですよ。
呪った人の原作なんざたいした物語じゃないんだから、そんなもんにはまらない、むしろ呪い返してやる! くらいの自分の物語を作って相手にみせびらかせばいいのに、って話ですよ。

そう、原作を超えるアニメを作ればいい。

簡単なことです。それだけ。
そうすればアニメの信者の方が増えて、原作なんて「えっ?! あれが原作?( ゚д゚)ポカーン」ってなりますよ。
呪った方が弱る。
ほら、呪い返してるじゃないですか。

どーしてこんな簡単なことがわからないんだろうなあ。

(まあ単純に漫画とアニメに置き換えたって、オカルト脳の人には話は通じないと思うけど(^_^;))
(みんなオタクになればいいのに)

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