私的心霊現象のまとめ

この頃の読書やら人と話していく中でだんだんまとまってきたと思える個人的思考のまとめでも書いてみるかと思う。

夏なのでオカルト番組も増え、エクソシストとか憑霊現象とか色々やってますが、あれって当人以外から見れば全部同じ現象に思えるのですよね。
テレビやなんかで見た知識だけで言ってるわけではなく、現実に見てきた場数もそれなりに私は持っているので、しかも自分が当人になったこともあるし、だけれどもそれでも、自分以外からの見え方は同じだと思う。

突然人が変わったようになる。
わけのわからないことを言い出す。
暴れだす。

色々なことが起きますが、それらの現象が収まると当人は覚えていなかったりしますね。
ま、確かに、これが当人の演技ではないのか?と思えるフシも無きにしもあらずなのですが。

そんなような現象を見て、それを霊能者なら「憑依」だといい、精神科医なら「解離性障害」だといい、催眠術師なら「前世」だといい、当人ではなく、はたから見ている人物がその同定をしている。
それがなんなのか決めているのはその立場にある人からだけで、当人と意見が一致するものではない。

まあこの際当人の意見は横においているんですが、そんなわけで他人が見てそう断定している、というだけのことで、現象はそれだけ、という話ですよね。
そういうことがままあるよ、ってだけのことで、実際にそれがなんなのか、という部分の判断は難しいものです。

そしてそれを恐れる人々がいる。
わからないものをわからないままに認識することができない人が、それは何であるという決定を欲して名前をつけるわけですわ。
それがいいとか悪いとかではなく、そうしないと安心できないから現象に名前をつけるんですな。
そうするとその名を与えた人間の世界観に引きずられていくことになる、と。

そんな風に思いましたです。

私はそうした名前が付けられていないよくわからない現象(これってあれだ、今思い出したけどいわゆる青木まりこ現象だよね。本屋に行くと大便したくなるってゆーあれ)に名前がついていなくても、そうしたことは存在すると思えるから別になんとも思わないんだけども。

そう考えると「名前をつける」のが呪いであるってのは一理あるよなー。
人間にはグレーゾーンも必要だ。

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